強くなるジュニアはみんなやっている、クオリティが高いテニスに挑戦するときに覚悟しておくこと


それは、
うまく噛み合うまでは負けてしまうこと
です。

・チャンスボールはしっかりと決めに行く
・つなぎのボールでも振り抜く
・積極的にコースを変える
・ネットプレイに出る
・攻めだけでなく守り(守りだけでなく攻め)のテニスをする

などなど、低年齢のうちに高いレベルのテニスにチャレンジしようとすると、安定して相手のコートに返すテニスをしている時に比べて、必ずポイントが取れなくなります。ですが、強くなるために、またテニスというスポーツを楽しむためにも、このチャレンジはとても大切なことです。

1セットマッチの捨て試合

最近、ジュニアの草試合(協会の公式試合ではなく)が増えています。試合経験が積める良い機会です。ただ、これらの試合はほぼ全て1セットマッチです。ヨーロッパでは、低年齢でも試合は3セットマッチ。(2−2スタートの場合あり)ヨーロッパのジュニアは、低年齢の頃から、戦い方を変えることに慣れています。草試合で試合に負けた後の練習マッチなどは、クオリティの高いテニスにチャレンジする良い機会です。

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ヨーロッパ

ヨーロッパでは、日本に比べると、『失敗を許容する雰囲気』があり、ジュニア達は自分のやりたいテニスを、伸び伸び表現します。それと比べると日本の環境には、少し閉塞感かあり、勝ち負けを意識して『失敗を恐れる雰囲気』があります。こればっかりは社会が生み出すものでしょうがないこと。安定して安心して暮らせる国だからこその雰囲気。日本人の真面目な気質を生かして、練習マッチなどで、プレイ内容を意識して『負けても良いから』チャレンジできる環境を整えてあげると良いと思います。

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慣れる

高いクオリティにチャレンジした時に、最初は少し弱くなります。ここでお父さん・お母さんが耐えられるかどうかが重要です。また上手くプランニングして、ポイントがかかる大切な試合までには、良い状態に持っていけるようにしておけると良いと思います。

強くなるジュニア

強くなる選手は、低年齢の頃から高いクオリティのテニスをしています。しようとしていますという方が正しい言い方かもしれません。テニスは戦うステージが上がれば上がるほど、高いクオリティが求められます。いつも自分のレベルを上げるようにチャレンジしながら、試合も勝っていかなければなりません。負けられるのは、最初だけです。低年齢の時に、かっこよく負けながら、質をあげながら試合にチャレンジし続けることにも慣れておいた方がいいです。

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